「アンナチュラル」第7話の感想と印象的だった台詞




石原さとみさん主演のドラマ「アンナチュラル」

第7話が放送されました。

今回のテーマは「いじめ」でした。

以下、ネタバレを含みますのでまだドラマを見ていない方はご注意ください!

 

 

アンナチュラル第7話で印象に残った台詞

 

男子高校生のいじめという重いテーマでした。

元々いじめにあっていた白井くんを助けた横山くんが今度はいじめられてしまいます。

助けてもらった白井くんですが、横山くんが暴力をふるわれている現場を見ても怖くて逃げ出してしまいます。

僕も助けなかった。助けてくれたのに。

結局横山くんは自殺してしまいます。

いじめっ子たちに呼び出された時間に自殺し、いじめっ子たちが殺したと思わせる作戦だったのですがうまくいきませんでした。

それを止めれなかった白井君が言った言葉が「僕も助けなかった。助けてくれたのに」です。

義務教育の間でいじめの現場や不穏な空気というのは誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。

いけないことと分かっていても、強い立場の人に立ち向かうことはなかなか出来ないですよね・・。

横山くんが白井くんを助けた行動は本当にすごいです。

 

あなたが死んでなにになるの?

横山くんの死を止めれなかったことを後悔して、自分も死のうとする白井くん。

そんな白井くんにミコトが言った言葉です。

白井くんが死んで苦しめた人の名前を遺書に遺しても、「苦しめた人たちは転校して名前を変えて、新しい人生を生きてくの」とミコトは言いました。そしてさらに次の言葉が深かったです。

 

あなたが命をさしだしても、あなたの痛みは彼らに決して届かない

本当にこの言葉に限ります。

白井くんが感じた痛みは白井くんにしか分からないし、横山くんが感じた痛みは横山くんにしかわかりません。

自分が感じた痛みを他人に分かってもらうのは大人でもなかなかできることではないですよね。

そして最後の最後で中堂さんがとってもいいことを言っていました・・!

 

死んだ奴は答えてくれない。この先も。・・許されるように生きろ。

 

中堂さんイケメンすぎました!!

中堂さんだからこそ言える深い言葉です。

これは白井くんだけではなく、いじめっ子やその周りの人にも言える言葉ですね。

過去は変えられないしおかしてしまった罪や後悔は元に戻すことは出来ないけれど、自分を変えることは自分にしか出来ないので、これからどんな気持ちで生きていくのか、すごく大事ですね。

 

結局白井くんは自分を殺すことをやめて、なんとか終わりました。

そして次の日に、ミコトが「いただきます」と言っておにぎりを噛み締めて食べているシーンが「生きていること」を表していてすごく印象的でした。

 

アンナチュラルは毎回とても深い言葉があるので色んなことを考えさせられます。

第8話の放送が待ち遠しいです!